筋肉ビジネスマンブログ

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在宅ワークがメインになったサラリーマンが、イスを選ぶべきポイント

毎日オフィスで働く生活が一変して、早半年くらいが経過しました。

これまでと違う環境で仕事をするようになり、最初は新鮮な気持ちで仕事ができていましたが、慣れてくるとやはり気になる部分が出てきます。

 

僕の場合は「イス」でした。ました。

イスを買うときに何を気にすべきか、まとめたいと思います。

 

なぜイスなのか

長時間体を預けるものなので、イス選びは仕事の生産性に直結します!という記事はよく目にしますが、安いものではないですし、なかなか購入には踏み切れませんでした。頭ではわかっていても、身をもって体験しないと行動に移せないですよね。

ではなぜイスを買おうと思ったかというと、久しぶりに会社に出勤した際、仕事のしやすさに衝撃を受けたことがきっかけです。

過去にも家で仕事をすることはありましたが、長くてもせいぜい数日の話。家のダイニングチェアで仕事をすることに体が慣れたところで、久しぶりにオフィスで仕事をしてみたところ

「え!オフィスのイスってこんなに快適なんだっけ!?」

という予想外の発見があったのです。僕はデスクよりも照明よりも、イスでした。

 

それまで何も感じずに何年も座っていた会社のイスですが、そこはやはり社員の生産性向上のために設えたものであり、家庭のダイニングチェアとは全く快適具合が異なりました。というか、ダイニングチェアが仕事をするのに不適であることにこのタイミングで気づきました。

こうして、イスを買うことを決心したのです。 

在宅ワークならではの見るべきポイント

サイズ

まずはサイズ、これは当たり前ですね。さすがに部屋に見合わないサイズのイスを買う方はいないと思うので、割愛します。

アームレスト

「アームレストがあった方が疲れなさそうだしいいかな」くらいに思っている方も多いと思いますが、在宅ワークで使用するイスこそアームレストがあるものを選んだ方がいい!と力説したくなるくらい重要な要素です。

なぜかというと、日本の家は狭いから!です。在宅ワーク時のデスクで、奥行きが少ないものを使用している方も多いと思います。

(※奥行きのあるデスクで仕事をする環境がある方は読み飛ばしていただいてOKです。) 

我が家も多分に漏れず、奥行き40cm程度のデスクなのですが、奥行きがないデスクだとノートPCを置いただけで手前にほとんど手を置くところがない。そんな状況になります。

その時にアームレストがあることで、PC操作をしている際に肘が浮くことがなく、まるでデスクの奥行きが増えたかのような状態となり、腕の疲れが格段に違います。

 

このような目的を考えると、アームレストはできれば高さが変えられるものの方がいいです。デスクの高さに合わせることができるためです。

座面の高さを変えることでアームレストをデスクの高さに合わせることもできるのですが、人によって足の長さも違うので座面は座面で調整したいですよね。

 

材質

 材質といってもいろいろな場所があると思いますが、個人的に重視すべきは、「背面」の素材です。

これは、裸で仕事ができる!ということに尽きます。

「え?裸?」

と思った方は読み飛ばしていただいて結構です。

 

家にいるときくらい裸でいたい気分の時もありますよね…。

汗をかきやすいかきにくいにかかわらず、肌が触れるとどうしても汗や皮脂がつくものですが、なかなか洗濯できるものでもないので、柔らかいクッション性の素材のものではなく、手入れがしやすい固い素材のものがおすすめです。

肌かなのは上だけなので、座面は柔らかい方が好みです。座面の固さは好みの問題ですね。

合皮はひび割れしやすいという声もよく聞くので個人的には避けた方がいいかと思ってます。

 その他

デザイン⇒大事!

値段⇒大事!

キャスターがついているか⇒あると楽!ただしフローリングのみ。

イスが回転するか⇒あると楽!

リクライニングがあるか⇒あると楽!

ヘッドレストがあるか⇒高さが合わないと邪魔かも!

あまり細かく気にしすぎるといつまで経っても導入できないので、検討はほどほどでいいと思います。オフィスチェア以外のイスで作業をしている方は何を選んでも快適にしかならないはずです。

 

買ったもの検討したもの

買ったもの

▼上記の検討結果、買ったのはこれ!▼

 上で書いた条件をすべて満たしており、現状とても満足しています。レビューは別記事で改めて紹介したいと思います。

 

 その他

サイズ:〇

アームレスト:×

材質:〇

 

サイズ:〇

アームレスト:〇

材質:△

 

サイズ:〇

アームレスト:〇

材質:△

 

【書評】跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

SNSで流れてきて、東田さんのことを知った。

自閉症の人が本を書いている、ということに驚き、すぐにAmazonで検索したところ、ちょうどKindle Unlimitedにこの本があったのでさっそく読んでみた。

 

とても新鮮な驚きと発見があった。

大変恥ずかしい話だが、自閉症で人と会話できない人や奇声(のように聞こえる)を上げている人達というのは、その見た目から受ける印象通りの知能しかないとこれまで思い込んできた。

この考えは大きな誤りで、実際には普通の人と同じように表現するのが苦手なだけで、時間さえかければ思考を整理することや適切な手段を用いて他者に伝えることもできるということを知った。

僕は、まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです。

 

 

ただし、本文中にこのような記載もあった。

養護学校では、発達検査や見かけの言動で僕の知能を判断されたため、自分が望むような勉強はできませんでした

自分の気持ちをきちんと伝えられないからといって、話せない障害者が、心の中に言葉を持っていないと、簡単に判断してはいけないと考えています。

きっとまだまだ僕と同じように考えている人も多いのだろう。

テクノロジーが発達し、自分の意思を表現することが物理的に制限されていた人たちがもっともっと世の中に声を発信できるようになると、きっと少しずつ社会はよくなるんだと思う。

 

この本自体は6年前に出版しているし、東田さんは15年以上前から執筆活動をしているのに全然知らなかった。

Kindle Unlimitedは月980円が自動的にAmazonに吸い込まれるから、何とか元を取ろうと思って普段手に取らない本を読むことも多く、今回もそれで世界が広がった。